コーヒー・茶・コショウなど、普段食卓で目にすることができるものが、世界史を大きく変えていったことを話題にします
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古代メソポタミアを統一したハンブラビ王は、 シュメール人以降の法律を取り入れて、後世『ハンムラビ法典』と呼ばれることになる法典を編纂しました。
この法典の特色は、有名な「目には目を、歯には歯を」で知られる同害復讐の原則と、厳重な身分法です。 メソポタミア文明を初めて築いたシュメール人の時代に、ビールはすでに人々にとってなくてはならないものになっていましたので、この時代ももちろんのことです。
法典の第108条に興味深い記述があります。
ビールを水で薄めて提供した場合は、「目には目を、歯には歯を」の原則に基づいて、水による刑罰だったわけです。 ビールが当時の人々にとって、以下に大切なものだったかをうかがわせる条文ですね。